古鳴海(こなるみ)は、愛知県名古屋市緑区の町名。現行行政地名は古鳴海一丁目及び古鳴海二丁目。住居表示未実施。
地理
名古屋市緑区の北部に位置し、東は鳴子町、西と南は鳴海町、北は天白区野並に接する。
歴史
町名の由来
鳴海町の小字名「古鳴海」による。元は鳴海村の枝郷であり、「小鳴海」とも書かれた。室町時代末期に人家が大移動し、移動先を「大鳴海」と呼んだのに対して古くからの鳴海村北部にあたる当地が残ったので「小鳴海」と称したのだという。
沿革
- 1978年(昭和53年)9月23日 - 緑区鳴海町・天白区天白町大字野並の各一部より、緑区古鳴海一丁目が成立。
- 1984年(昭和59年)11月3日 - 鳴海町の一部より、古鳴海二丁目が成立。鳴海町・鳴子町の各一部を一丁目へ編入。
世帯数と人口
2019年(平成31年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
施設
古鳴海一丁目
- 大塚公園
- 1976年(昭和51年)6月17日供用開始。
- 古鳴海公園
- 1977年(昭和52年)11月20日供用開始。
- 嫁ケ茶屋公園
- 1982年(昭和57年)4月1日供用開始。
- 緑いずみ台保育園
- 新生幼稚園
- バロー野並店
- 中部電力鳴子変電所
古鳴海二丁目
- 名古屋市立長根台小学校
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 458-0047(集配局:緑郵便局)。
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 榊原邦彦『緑区の史蹟』鳴海土風会、名古屋、10。
関連項目
- 名古屋市の地名
外部リンク
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