瑞穂郷(ルイスイ/ずいすい/みずほ-きょう)は台湾花蓮県の郷である。
地理
瑞穂郷は花蓮県南東部に位置し、北は光復郷と、西は万栄郷、卓渓郷と、東は豊浜郷と、南は玉里鎮とそれぞれ設置、北回帰線が郷内を通過している。花東縦谷に位置し、西側の中央山脈と東側の海岸山脈に挟まれた地形であり。南は舞鶴台地に繋がっている。秀姑巒渓の沖積扇上に位置するため地勢は平坦である。住民は閩南系と原住民が多く、原住民の中ではアミ族が最も多くなっている。
行政区画
気候
熱帯モンスーン気候および温暖湿潤気候に属する。
歴史
瑞穂郷の旧名は水尾と称した。1862年、台湾鎮総兵の呉光亮が武将の呉立貴に命じこの地で屯田を開始し、次第に集落が形成されていった。
日本統治時代の1911年(明治44年)、総督府は「『水尾瑞穗』國音相近ク文字又瑞祥ト認ムル」に依り、水尾から和風地名・瑞穂(みずほ)と改称した。なお、台湾語や客家語では旧称が現在でも使用されている。
1937年の花東地方改制の際、この地に瑞穂庄が設置され花蓮港庁鳳林郡の管轄とされた。戦後は花蓮県瑞穂郷とされ、また1946年には一部の村が新設された光復郷や万里郷に行政移管されるなどの変遷を経て現在に至っている。
政治
行政
郷長
- 歴代郷長
対外関係
姉妹都市・提携都市
- 姉妹都市
- 美郷町(日本国 東北地方 秋田県 仙北郡)
経済
おもな産業は農牧業であり、農業人口は就業人口の3分の1を占める。養蚕、トウモロコシ栽培、スイカ栽培、酪農がさかんで、ブンタン、茶、サトウキビ、パイナップル、キュウリの栽培もみられる。
教育
国民中学
- 県立
- 花蓮県立瑞穂国民中学
- 花蓮県立豊源国民中学
国民小学
- 県立
- 花蓮県立瑞穂国民小学
- 花蓮県立瑞美国民小学
- 花蓮県立瑞北国民小学
- 花蓮県立奇美国民小学
- 花蓮県立舞鶴国民小学
- 花蓮県立鶴岡国民小学
- 花蓮県立富源国民小学
交通
観光
- 掃叭石柱
- 秀姑巒渓泛舟
- 富源国家森林遊楽区
- 瑞穂温泉
- 紅葉温泉
- 水土保持教室
- 瑞穂牧場
- 奇美豊年祭
- 青蓮古寺
- 保安宮
- 瑞美老街
- 紅葉渓
- 北回帰線標塔
出典
外部リンク
花蓮縣瑞穗鄉公所