僕はいつもギター少年』(原題:Twang Bar King)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、エイドリアン・ブリューが1983年に発表した、ソロ名義では2作目のスタジオ・アルバム。

背景

前作『ローン・ライノウ』に引き続き、ブリューが友人達と結成したGagaというバンドと共に制作された。ただし、前作ではブリューがドラムスも担当していたのに対して、本作ではラリー・ロンディンが専任ドラマーとして迎えられた。

レコーディングは1983年にイリノイ州シャンペーンのリハーサル・スタジオで行われたが、「トワング・バー・キング」のリード・ギターとボーカルは1979年の録音である。「ペイント・ザ・ロード」では、キング・クリムゾンの楽曲「セラ・ハン・ジンジート」(アルバム『ディシプリン』に収録)のギター・パートが引用されている。「バレエ・フォー・ア・ブルー・ホエール」は、アコースティック・ギターとローランドのギターシンセサイザーだけで演奏された。

反響・評価

アメリカのBillboard 200では146位に達した。マーク・アレンダーはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「音楽的にはトーキング・ヘッズやデヴィッド・ボウイとの経験を引き継ぎながらも、ブリューはここで彼自身の歌を見つけ、(まだ完全には捕えきれていないとはいえ)彼独特のサウンドに向かいつつある」と評している。

収録曲

特記なき楽曲はエイドリアン・ブリュー作。8. 12.はインストゥルメンタル。

  1. アイム・ダウン - "I'm Down" (John Lennon, Paul McCartney) - 2:56
  2. アイ・ワンダー - "I Wonder" - 4:40
  3. カゴのない生活 - "Life Without a Cage" - 3:20
  4. セクシー・ライノウ - "Sexy Rhino" - 0:37
  5. トワング・バー・キング - "Twang Bar King" - 1:26
  6. アナザー・タイム - "Another Time" - 3:05
  7. 汽車の歌 - "The Rail Song" - 5:41
  8. ペイント・ザ・ロード - "Paint the Road" - 3:20
  9. シー・イズ・ノット・デッド - "She Is Not Dead" - 4:42
  10. フィッシュ・ヘッド - "Fish Head" - 4:31
  11. アイデアル・ウーマン - "The Ideal Woman" - 4:12
  12. バレエ・フォー・ア・ブルー・ホエール - "Ballet for a Blue Whale" - 4:44

参加ミュージシャン

  • エイドリアン・ブリュー - リード・ボーカル、ギター、パーカッション
  • クリスティ・ブレイ - ピアノ、ボーカル
  • J・クリフトン・メイヒュー - ベース、ボーカル
  • ラリー・ロンディン - ドラムス
  • ウィリアム・ジャンセン - サクソフォーン、バスクラリネット、ボーカル

脚注・出典


【ギター練習配信】少年時代をステさんとギター練習&歌枠雑談【ショタボ腐男子】 YouTube

あの日僕はピアノが弾けなくなった(15/17) 月マガ基地 2周年🎉 さんのマンガ ツイコミ(仮)

ギター少年の夢 YouTube

少年時代 (acoustic guitar solo) YouTube

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