新家(にいえ)は、愛知県名古屋市中川区にある町名。現行行政地名は新家一丁目から新家三丁目。住居表示未実施。
地理
名古屋市中川区の北西部に位置し、東に千音寺と北に赤星、南と西はあま市七宝町伊福に接する。
河川
- 福田川
歴史
海東郡新家村を前身とする。『尾張国地名考』によると、正しくは「新江」であるところ「新家」と書き誤られることが多かったとしている。
沿革
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行に伴い、海東郡赤星村大字新家となる。
- 1906年(明治39年)7月1日 - 合併に伴い、富田村大字新家となる。
- 1913年(大正2年)7月1日 - 海東郡と海西郡が合併し、海部郡所属となる。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 町制施行に伴い、富田町大字新家となる。
- 1955年(昭和30年)10月1日 - 名古屋市中川区へ編入し、同区富田町大字新家となる。
- 1992年(平成4年)3月16日 - 新家特定土地区画整理組合設立認可。
- 2005年(平成17年)9月17日 - 富田町大字新家の全域および大字千音寺の一部より、新家一〜三丁目が成立(前日に換地処分)。
- 一丁目 - 富田町大字新家(字上江向・郷・下江向・下並・神田・永割・西囲の各一部および字東囲・深坪・横枕の全域)の一部
- 二丁目 - 富田町大字新家(字上江向・下江向・下並・永割・横枕の各一部)の一部
- 三丁目 - 富田町大字新家(字郷・下並・神田・西囲の各一部)・大字千音寺(字川原田)の各一部
世帯数と人口
2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。なお、小学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
交通
- 愛知県道40号名古屋蟹江弥富線
- 愛知県道115号津島七宝名古屋線
- 東名阪自動車道 名古屋西IC
施設
- 名古屋千音寺郵便局
- アズパーク
- DCM・DCMプロ 千音寺店
- スギ薬局 千音寺店
- ミッタディカ パゴダ(ミャンマー仏教寺院)
- 新家天満宮
- 心楽寺
- 妙本寺
- 新家公園
- 新家中央公園
- アズタウン公園(新家第二公園)
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 454-0972(集配局:中川郵便局)。
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
関連項目
- 名古屋市の地名
外部リンク
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