インドステイト銀行(英語:State Bank of India, 略称SBI)は、インドのインドマハーラーシュトラ州ムンバイに本拠を置く銀行。インドの市中銀行としては最大のものである。
沿革
- 1806年 - カルカッタ銀行 (英: Bank of Calcutta) が設立。1809年にベンガル銀行 (英: Bank of Bengal) に改名。
- 1840年 - ボンベイ銀行(Bank of Bombay)が設立。
- 1843年 - マドラス銀行(Bank of Madras)が設立。
- 1921年 - 上記三社が合併して、インド帝国銀行(Imperial Bank of India)を設立。本社はムンバイ。
- 1955年 - 国有化され、現行名に改名される。
概要
1806年にカルカッタ銀行として設立後、上記の通り再編合併を経て1955年に現在の姿となる。インド国内の銀行としては利益、資産、従業員数、支店数のいずれも最大規模となっている。国内の支店数は24,000店を超え、提携銀行も含めて国内のATM設置数は50,000台以上にのぼる。国外では35カ国約190営業所を展開し、インド連邦準備銀行による持株比率は60%におよぶ。インドの銀行口座のうち5分の1のシェアを誇っている。
関連銀行
SBIには5つの関連銀行がある。
- ビカナー&ジャイプール州立銀行。
- ハイデラバードステイトバンク
- マイソール州立銀行
- パティアラ州立銀行
- トラバンコア州立銀行
- サウラシュトラ州立銀行-2008年にSBIと合併。
- インドステイト銀行-2010年にSBIと合併。
脚注
参考文献
- 新華ファイナンスジャパン:編『中国・インド企業データ 2006-2007』毎日新聞社、2006年
外部リンク
- (英語) インドステイト銀行
- (英語) インドステイト銀行日本支社