KAMINOGE(カミノゲ)は、パワー社から発行されているプロレス、格闘技を中心とした書籍。一見、雑誌のようであるが、雑誌コードを取得していない書籍である。
概要
かつて刊行されていた雑誌『紙のプロレス』(以下『紙プロ』)の後継誌として「世の中とプロレスするひろば」を標榜し、2011年末に創刊号であるvol.1が東邦出版より発行された。書名の語源は、『紙プロ』のゲノムの略と、新日本プロレスの道場がある上野毛(東京都世田谷区)のダブルミーニングである(が、のちに新日本プロレスの道場は「上野毛」ではなく「野毛」にあることが判明した)。編集はプロダクションのTHE PEHLWANSが行い、編集長は同プロダクションの井上崇宏が務める。過去には「いち道場生」として『紙プロ』の元編集長山口日昇が関わっていた。
2018年、76号から全ページカラーとなるリニューアルを図った。
2019年11月1日発売95号から発売元を東邦出版から玄文社へ変更。
2021年1月にはバンド・おとぎ話が「KAMINOGEのテーマ」を発表(アルバム「BESIDE」収録)。
2024年10月発売154号より玄文社の移行により、パワー社からの発行となる。
書籍一覧
A5判。税込定価1,000円。76号から税別1111円。KAMINOGE編集部/編。
KAMINOGE MOVE
KAMINOGEの携帯サイト。『kamipro Move』が名称変更する形で開始。制作は旧kamiproスタッフの堀江ガンツ、鈴木佑。2013年更新終了。
電動プロレス
電動プロレス編集部が刊行する電子書籍。略称は「DENPRO(デンプロ)」。電動プロレス編集部は事実上、KAMINOGE編集部と同一であり、同誌1号から最終号まで連載された漫画「おもしろプロレス漫画『仮面サンクス』」(古泉智浩)は、その後KAMINOGEに連載を移している。KADOKAWA / エンターブレインDMGが運営するミニッツブックの1シリーズとして刊行された。下記のように、11号より新日本プロレスの選手インタビューを中心にリニューアル。KAMINOGE本誌もその影響を受け新日本選手インタビューが増えた。
電子書籍一覧
エピソード
vol.1の裏表紙には「誌面内に谷川貞治のイラストが10個かくれている」と記載されているが、実際には9個しかない。
脚注
外部リンク
- KAMINOGE (@kaminoge_2) - X(旧Twitter)