関根(せきね)は、埼玉県行田市の大字。郵便番号は361-0015。本項では同地域にかつて存在した北埼玉郡関根村(せきねむら)についても記す。
地理
行田市東端部に位置する。西で小針、北で真名板、東で加須市阿良川・外田ヶ谷、南で鴻巣市赤城・北根・広田(飛地)に接する。おおむね見沼代用水の左岸にあたる。北端を埼玉県道32号鴻巣羽生線が東側を縦断する。地内は主に水田などの農地となっている。
河川
- 星川(見沼代用水)
- 関根落
小字
歴史
沿革
- 幕末時点では埼玉郡関根村であった。旗本加藤氏の知行。
- 1868年(慶応4年)6月19日 - 武蔵知県事・山田政則(忍藩士)の管轄となる。
- 1869年(明治2年)
- 1月10日 - 山田政則知県事が宮原忠英に交代。
- 1月13日 - 武蔵知県事・宮原忠英の管轄区域に大宮県を設置、同県の管轄となる。県庁は東京府馬喰町に置かれる。
- 9月29日 - 県庁が浦和に置かれ浦和県に改称。
- 1871年(明治4年)11月13日 - 第1次府県統合により埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月 - 郡区町村編制法の埼玉県での施行により北埼玉郡の所属となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、北埼玉郡関根村が単独で自治体を形成。太田村・真名板村・藤間村と太田組合村を結成し、組合役場を太田村大字下須戸に設置。
- 1901年(明治34年)10月15日 - 太田組合村を解消し、4村の区域をもって改めて太田村が発足。同日関根村廃止。太田村の大字関根となる。
- 1957年(昭和32年)3月30日 - 太田村が行田市に編入。行田市の大字となる。
世帯数と人口
2017年(平成29年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
地内に鉄道は敷設されていない。
バス
- 朝日自動車
- 鴻巣駅 - 新落合橋線
- 免許センター - 鴻巣駅 - 新落合橋 - 真名板十字路
- 鴻巣駅 - 新落合橋線
- 行田市内循環バス
- 東循環コース(協同観光バスに委託)
- 行田市バスターミナル - 教育文化センター前 - 古代蓮の里 - 地域文化センター - 太田公民館 - 行田市駅前 - 行田市バスターミナル
- 東循環コース(協同観光バスに委託)
道路
- 埼玉県道32号鴻巣羽生線
施設
- 関根農村センター
- 関根神社
- 東泉寺
脚注
参考文献
- * 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 旧高旧領取調帳データベース
関連項目
- 埼玉県第12区
外部リンク
- 行田市