新加納宿(しんかのうじゅく)は、中山道の間の宿(休憩用の町場)の一つ。鵜沼宿と加納宿間に存在した。

現在の岐阜県各務原市那加新加納町に該当する。

概要

関ヶ原の戦いで功績を挙げた坪内利定は、美濃国羽栗郡、各務郡20村、6,500石を治める大身旗本となり、拠点を松倉城から美濃国各務郡新加納村(現・岐阜県各務原市那加新加納町)に移し、新加納陣屋を築く。その後、中山道六十九次の鵜沼宿と加納宿間は、4里10町(約17km)あり、他の宿場に比べて距離が開きすぎたこともあり、新加納陣屋周辺が間の宿として発展し、形成された宿場町が新加納宿である。

宿の入り口は枡形が設けられ、小規模ながら宿場の形を形成していた。

各務原台地の西端に位置し、宿場の西は坂となっている。

史跡・みどころ

  • 一里塚跡
  • 高札場跡
  • 少林寺(坪内氏菩提寺)
  • 松並木跡
  • 日吉神社
  • 手力雄神社

交通

公共交通機関
  • 名鉄各務原線 新加納駅

関連項目

  • 間の宿
  • 立場

活動報告 中山道加納宿文化保存会

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その他「中山道・間の宿新加納」壁紙1920x1440 壁紙館

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歴史・地図 中山道加納宿文化保存会