富浦駅(とみうらえき)は、千葉県南房総市富浦町原岡にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
歴史
- 1918年(大正7年)8月10日:鉄道院の駅として開設。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1995年(平成7年)3月22日:新駅舎完成。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。東京近郊区間に組込まれる。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。
JR東日本ステーションサービスによる業務委託駅(木更津統括センター(館山駅)管理)。自動券売機・簡易Suica改札機が設置されている。トイレは水洗式。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 信号設備上、1・2番線いずれも両方面からの到着および出発が可能である。
- 上記設備を用いて普通列車が通常とは反対側のホームに入り、特急の待避を行う場合がある。
- 非常時に列車が当駅折り返しになることがある。
- ホームは11両編成までに対応する。
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は175人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
駅周辺
富津館山道路の富浦インターチェンジが近隣に位置するため、国道127号沿いなどに観光施設が点在する。
- 国道127号
- 千葉県道240号富浦停車場線
- 千葉県道302号館山富浦線
- 南房総市役所(旧・富浦町役場)
- 南房総市立富浦中学校
- 南房総市立富浦小学校
- 富浦郵便局
- 富浦漁港
- 原岡海岸(岡本桟橋)
- 道の駅とみうら(枇杷倶楽部)
- 房総の駅とみうら(物産店など)
- 南房総市観光インフォメーションセンター
- とみうら元気倶楽部
- ウエルシア南房総富浦店
- 逢島 - 松竹映画『島の女』(1920年)の撮影場所、松竹映画第一号として知られる(1920年制作)
- 工房大地の恵み - 日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」にて紹介(2017年3月25日放送)
バス路線
- 富浦駅
- 南房総市営バス
- 富浦線:富浦駅行
- 富浦駅前
- 日東交通
- 市内線:館山航空隊行 / 小浜行
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■内房線
- 岩井駅 - 富浦駅 - 那古船形駅
脚注
記事本文
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- 千葉県統計年鑑
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 富浦駅 (北海道) - JR北海道室蘭本線に所在する同名駅(内房線と同じ駅を2駅通る普通列車が1日4.5往復設定されている)。
外部リンク
- 駅の情報(富浦駅):JR東日本