ピエーヴェ・ディ・レードロ(イタリア語: Pieve di Ledro)は、イタリア共和国トレンティーノ=アルト・アディジェ州トレント県レードロに属する分離集落(フラツィオーネ)。レードロの役場はこの地区に所在する。
かつては独立した自治体(コムーネ)であったが、2010年1月1日、ヴァッレ・ディ・レードロにある他の5つのコムーネ(コンチェーイ、ティアルノ・ディ・ソット、ティアルノ・ディ・ソプラ、ベッツェッカ、モリーナ・ディ・レードロ)と合併し、新自治体の一部となった。
地理
位置・広がり
レードロの中部、レードロ湖の北西岸に位置する。 独立したコムーネの時期には 19.00km2 の面積があり、中心地区の標高は660m、最低地点は655m、最高地点は1991mであった。
旧隣接コムーネ
ピエーヴェ・ディ・レードロがコムーネであった当時の隣接コムーネは以下の通り。*は、ともにレードロに統合されたコムーネ。
- コンチェーイ - 北 *
- リーヴァ・デル・ガルダ - 東
- ベッツェッカ - 北西 *
- モリーナ・ディ・レードロ - 南東 *
社会
人口
人口推移
旧コムーネの人口推移は以下のとおり。2009年末時点のコムーネ人口は862人であった。
居住地区別人口
旧コムーネについて、国立統計研究所(ISTAT)は居住地区(Località abitata)別の人口として以下を掲げている。統計は2001年時点。
- ISTATは人口統計上、家屋密度の高い centro abitato (居住の中心地区)、密度の低い nucleo abitato (居住の核となる地区)、まとまった居住地区を形成していない case sparse (散在家屋)の区分を用いている。上の表で地名がすべて大文字で示されているものが centro abitato である。「*」印が付されているのは、コムーネの役場・役所 la casa comunale の置かれている地区である。