エアアルマス(欧字名:Air Almas、2015年5月6日 - )は、アメリカ合衆国生産、日本調教の競走馬。2020年の東海ステークスの勝ち馬である。
馬名の意味は、冠名+世界最高級のキャビア(アルマスキャビア)。
戦績
2017年11月5日、京都競馬場での2歳新馬戦でデビューし、1番人気に支持されたがサウンドキアラの2着。2戦目の未勝利戦で初勝利を挙げた。
3歳を迎え、初戦はシンザン記念の予定だったが、左後肢ハ行を起こして枠順確定前に出走を取り消す。4月のアーリントンカップが仕切り直しでの4歳初戦となったが、10着。3歳時はその後、500万下条件戦での1勝を加えたのみにとどまる。4歳時は初戦の1000万下条件戦は4着に終わったが、2戦目の天神橋特別で3勝目を挙げ、1600万下クラスに上がって初戦の5月京都の錦ステークスは5着に終わるも、初ダート戦の安芸ステークスで2着アメリカンファクトに4馬身差をつけて勝利し、鞍上の川田将雅はJRA通算1300勝達成した。秋競馬を迎えてリステッド競走のエニフステークス、オープン特別の太秦ステークスと連勝。武蔵野ステークスは1番人気に支持されたものの、砂を被る競馬を強いられ11着に終わった。
5歳を迎えた2020年、初戦の東海ステークスでは前年覇者のインティなどタイトルホースが居並ぶ中、インティに次ぐ2番人気に推されたレースでは道中を好位で進めると、直線で先頭に立ってそのまま押し切り、重賞初制覇を成し遂げた。しかし、レース後に右前脚を骨折していたことが判明し、休養を強いられることとなった。その後、11月8日のみやこステークスで復帰したがクリンチャーの4着敗退。GI初挑戦となった12月6日のチャンピオンズカップでは10着に沈んだ。
2021年初戦となったフェブラリーステークスでは10番人気と評価を落としての出走であったがカフェファラオの5着と健闘する。その後、芝で2戦するが10着、16着とともに二桁着順に終わる。秋に入り、10月31日のオータムリーフステークスに1番人気で挑むが9着と惨敗。この後、12月のりんくうステークスではオーロラテソーロの3着と好走した。
2022年に入り、初戦の根岸ステークスはテイエムサウスダンの10着。休養を挟み、7月のプロキオンステークスでは13着と精彩を欠いた。その後、11月13日の室町ステークスでは3番手でレースを進め、直線で抜け出すと最後はオメガレインボーに2馬身半差をつけ2年10か月ぶりの勝利を挙げた。続くカペラステークスでは13着と大敗し、7歳シーズンを終える。
8歳となった2023年は2年連続で根岸ステークスから始動。横山武史とのコンビで出走するも5着に終わる。その後、2月15日付けでJRAの競走馬登録を抹消され、川崎競馬へ移籍することになった。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comの情報に基づく。
- 競走成績は2024年11月21日現在
血統表
- 牝系は名門のバラード系(ソアリング系)に属し、フサイチセブン、ダノンバラード、ロードデルレイ、デヴィルズバッグ、シングスピール、グローリアスソングなど近親に活躍馬多数。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ