松平 康兼(まつだいら やすかね)は、江戸時代中期の旗本。
経歴
岡部忠藩の次男として生まれ、松平康喜の末期養子となり、寛延元年(1748年)4月3日に遺跡を継ぐ。宝暦3年(1753年)12月14日に中奥番士、明和2年(1765年)8月15日に西ノ丸目付となり、12月18日に布衣の着用を許される。明和6年(1769年)6月17日に禁裏附となり、10月25日に従五位下肥前守に叙任される。明和8年(1771年)8月6日、京都において41歳で死去。
系譜
- 実父:岡部忠藩
- 実母:岡部忠宜の娘
- 養父:松平康喜
- 正室:松平康直の娘 - 松平康喜養女
- 長男:銕太郎 - 早世
- 次男:松平康彊
- 三男:勝田元哉 - 勝田元尉の養子
- 次女:松平勘満婚約者
参考文献
- 『寛政重脩諸家譜』第2輯,國民圖書,1923. 国立国会図書館デジタルコレクション 570コマ目 https://dl.ndl.go.jp/pid/1082719/1/570 (参照 2024-08-12)