村岡 夏希(むらおか なつき )は、東京出身の日本の元女子サッカー選手。
日本体育大学卒。現役時代のポジションはフォワード。2004年日本女子サッカーリーグの新人賞受賞者。高校、大学ともに1年後輩の丸山桂里奈とは、中学時代から親交が深い。 プレースタイルは、オフ・ザ・ボールでの動きのあるプレーにこだわっている。 2013年シーズン終了をもって現役引退、大学卒業後10年間のLリーガーとしての経歴を残した。
経歴
小学2年生の時に兄のやっていたサッカーに感化され、向原SC(現:碑文谷フットボールクラブ)に入部。女子チームでプレーをするほか、男子に混じって試合にも出場。中学時代は、駒沢FC、読売メニーナ(現:日テレ・ベレーザの下部チーム)に所属。読売メニーナでは丸山桂里奈と学年は村岡の方がひとつ上だが、同期入団である。
1997年、女子サッカー創部2年目の東京経営短大村田女子高等学校(現、村田女子高等学校)に入学、同部の強化に後輩の丸山桂里奈とともに尽くしている。丸山によると、同校に進学したのは偶然ではなく、村岡と一緒にサッカーがしたくて進学したと公式ブログで発言している。
高校最後の1999年にはU-18日本女子代表としてフロリダ州オーランドのディズニーランドに行って戦っている。
2000年、日本体育大学入学、同校女子サッカー部に所属した。また、2001年には第21回ユニバーシアード北京大会に招集され、得点を上げている。
2004年、同校卒業後すぐに、伊賀FCくノ一に所属、同年の新人賞を受賞している。ちなみに前年の受賞者近賀ゆかり(ただし所属は大学チームではなく、現:日テレ・ベレーザ)、翌年の受賞者丸山桂里奈と3年続けて、日本体育大学出身者の受賞であった。
2006年、第1回のなでしこリーグオールスターにFWとして出場を果たす。
2010年、ASエルフェン狭山FCに移籍、2012年には同チームのキャプテンを務めている。2013年からはDFなどのポジションも務めている。2013年シーズン終了をもって現役引退。
個人成績
タイトル
- 2000~2003 全日本大学女子サッカー選手権大会優勝(日本体育大学 4連覇)
- 2004 日本女子サッカーリーグ 新人賞
- 2006 第61回国民体育大会 「のじぎく兵庫国体」成年女子サッカー優勝(三重県)
代表・選抜歴
- 1999年 U-18日本女子代表 アディダスカップ (アメリカ)
- 2001年 第21回ユニバーシアード北京大会
- 2004年 日本女子代表合宿招集
脚注
外部リンク
- 村岡 夏希 オフィシャルブログ