一畑電車8000系電車(いちばたでんしゃ8000けいでんしゃ)は、一畑電車が2025年(令和7年)より導入している、両運転台構造の直流形電車。
2025年(令和7年)3月11日より営業運転を開始した。
概要
7000系電車をベースとした車両である。
2024 - 2025年度に1両、2026年度に2両を導入する予定である。
歴史
2024年12月03日にて新造車両の導入の詳細にて公表された。
年表
- 2025年
- 3月9日 - お披露目式典と試乗会を実施。
- 3月11日 - 通常運用を開始。
車両概説
車体
ステンレス車体を採用しているが、車両前面のみ鋼製である。7000系とは異なり、ラッピングを廃止し車体上下部にオレンジ色のラインのみを施している。
車内
車内は基本的にロングシートを片側に配置し、もう片側にはデュアルシートを採用している。5か国語に対応した次駅停車駅案内表示器を車両中央部に搭載している。運転席に貫通路を設けており同形式や7000系との連結が可能である。車内3か所に防犯カメラを設置する。定員はロングシート時123名・デュアルシート時は120名である。客室床・化粧板・座席の色や模様は落ち着いた内装となっている。
機器
VVVFインバータ制御を採用する。交流モータの主電動機を2機を駆動させる0.5M車で、パンタグラフは2基搭載する。ホームの確認を行うために従来車ではミラーを搭載していたが、当系列では同社初となる車両側面カメラを搭載している。
運用
基本的には単行運転となる予定である。
脚注
注釈
出典
関連項目
- 一畑電車7000系電車
- L/Cカー