1951年の音楽(1951ねんのおんがく)では、1951年(昭和26年)の世界の音楽についてまとめる。
概要
- ジャッキー・ブレンストン&ヒズ・デルタ・キャッツが「ロケット88」を発表したが、この曲は後に「最初のロックンロール曲の有力候補」になっている。
- 日本コロムビアが、長時間レコード(後にLPレコードと呼ばれる)を輸入発売。発売日の3月20日は、後に「LPレコードの日」となっている。
- 1月3日 - 第1回NHK紅白歌合戦
- トップバッター - 菅原都々子(紅)、鶴田六郎(白)
- トリ - 渡辺はま子(紅)、藤山一郎(白)
洋楽・話題曲
- ジャッキー・ブレンストン&ヒズ・デルタ・キャッツ「ロケット88」
- ナット・キング・コール「トゥー・ヤング」
- ジョニー・レイ「クライ」
- マリオ・ランザ「ビー・マイ・ラブ」
- ルロイ・アンダーソン作曲「ブルー・タンゴ」
- ゴードン・ジェイコブ作曲「祝典のための音楽」
- パーシー・メイフィールド「ロスト・ラヴ」
洋楽アルバム
- マイルス・デイヴィス「ディグ」
邦楽シングル
- 津村謙「上海帰りのリル」「東京の椿姫」
- 安藤まり子「カチューシャ」
- 久慈あさみ「黄色いリボン」
- 美空ひばり「私は街の子」「ひばりの花売娘」「あの丘を越えて」
- 淡谷のり子「白樺の小径」
- 藤山一郎「西鉄ライオンズの歌」「ニコライの鐘」
- 三木鶏郎、丹下キヨ子、森繁久彌「僕は特急の機関士で」
- 菅原都々子「連絡船の唄」「江の島悲歌」「憧れは馬車に乗って」
- 暁テル子「ミネソタの卵売り」「東京シューシャインボーイ」
- 灰田勝彦「アルプスの牧場」「野球小僧」「ボクはアマチュアカメラマン」「水色のスーツケース」
- 小畑実「高原の駅よさようなら」「山の端に月の出るとき」
- 三條町子「東京悲歌」
- 久保幸江「ヤットン節」
- 久保幸江、加藤雅夫「トンコ節」
- 岡本敦郎「あこがれの郵便馬車」「リラの花咲く頃」
- 高峰三枝子「牧場の花嫁さん」「情熱のルンバ」
- 岡晴夫「船は港にいつ帰る」
- 二葉あき子「えり子の唄」「巴里の夜」
- 瀬川伸「上州鴉」
- 柴田つる子「港に灯のともるとき」
- 童謡「めだかの学校」
主な音楽賞
デビュー
結成
解散・活動休止
誕生
死去
- 2月16日 - 尾高尚忠、作曲家(* 1911年)
- 3月6日 - アイヴァー・ノヴェロ、作曲家・歌手・俳優(* 1893年)
- 3月22日 - ウィレム・メンゲルベルク、指揮者(*1871年)
- 4月2日 - シモン・バレル、ピアニスト(* 1896年)
- 4月7日 - 金須嘉之進、音楽家(* 1867年)
- 6月4日 - セルゲイ・クーセヴィツキー、指揮者(* 1874年)
- 6月9日 - アドルフ・ブッシュ、ヴァイオリニスト(* 1891年)
- 7月13日 - アルノルト・シェーンベルク、作曲家(*1874年)
- 8月15日 - アルトゥル・シュナーベル、ピアニスト(* 1882年)
- 8月21日 - コンスタント・ランバート、作曲家(* 1905年)
- 9月14日 - フリッツ・ブッシュ、指揮者(* 1890年)
- 11月9日 - シグマンド・ロンバーグ、作曲家(* 1887年)
- 11月13日 - ニコライ・メトネル、作曲家・ピアニスト(* 1880年)
脚注
関連項目
- 1950年の音楽
外部リンク
- 電通 広告景気年表:1951年