深澤 つぐみ(ふかざわ つぐみ、2003年4月17日 - )は、日本の女子バレーボール選手である。
来歴
神奈川県横浜市出身。日本代表の試合をテレビで見たことや、父の影響で双子の姉である深澤めぐみと揃ってバレーボールを始めた。
めぐみと共に就実高校に進学。監督の西畑美希のもとで、めぐみとの「最強ツインズ」として頭角を現し、二年生の2021年1月に行われた春高バレーで大阪国際滝井を3-1で下し、MVPのめぐみと共に優秀選手賞を受賞、25大会ぶりの優勝に貢献する。さらに三年生では2021年7月に行われたインターハイで準優勝し、めぐみと共にベスト6に選ばれたのに続き、1月に行われた春高バレーでは古川学園を3-1で下し、二年連続でMVPのめぐみと共に優秀選手賞を受賞するなど、就実高校に連覇をもたらした。
なお、それに先立つ2021年11月にV.LEAGUE DIVISION1の東レアローズへの入団(内定)を発表。これまでずっとチームメイトだっためぐみは久光スプリングスに進み、初めて別のチームに所属することになった。2022年3月16日にウカルちゃんアリーナで行われたKUROBEアクアフェアリーズ戦でVリーグデビュー。二枚替えでの投入でいきなり三得点を挙げ勝利に貢献。ファイナル3にも出場するなど後半戦のチームを支えた。
また代表では2019年にU-18/19女子日本代表の合同強化合宿に選ばれたのちは、新型コロナウイルスの影響で国際大会が軒並み中止になるなど機会がなかったが、2022年7月に開催された第21回アジアU20(ジュニア)女子選手権大会のメンバーにめぐみと共に選ばれ、決勝の中国戦にスタメン出場し優勝に貢献した。
人物・エピソード
- めぐみとの姉妹仲はとてもよく、ケンカも食べ物に関する程度だという。
- 2022年5月の黒鷲旗では、姉妹対決が実現している。
所属チーム
- 就実高等学校(2019-2022年)
- 東レアローズ/東レアローズ滋賀 #19→#16→#6(2022年-)
球歴
- 全日本ジュニア代表 - 2022年
- 第21回アジアU20(ジュニア)女子選手権大会 - 2022年(金メダル)
受賞歴
- 第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会 - 優秀選手賞
- 令和三年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会 - ベスト6
- 第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会 - 優秀選手賞
個人成績
V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup含む)。
脚注
出典
外部リンク
バレーボールマガジン
- 就実が2連覇を達成。深澤つぐみ「岡山に残っている3年生にメダルをかけてあげたい」 春高女子決勝(2022年01月10日)
- 埼玉上尾・青柳京古「相手のMBの本数が少なくサイドにつけば良いという展開に持ち込めた」東レ・越谷章監督「シーズン当初からコートの中にリーダーがいなく締める人がいない」V1女子会見(2022年04月01日)
その他
- Number Web|春高バレー王者・就実が誇る最強ツインズに“双子の母”大山加奈も「うちの子たちも十数年後には…」深澤姉妹が語った連覇への抱負(2022年01月04日)
- KSB瀬戸内海放送|春高バレー2連覇!就実バレー部が岡山に凱旋「興奮して寝られていない」(2022年01月10日)