江波 和子(えなみ かずこ、1920年1月24日 - 1947年)は日本の女優である。女優の江波杏子は娘。
略歴
福岡県久留米市で生まれ、幼少時に東京府に移り住む。
成女高等女学校(現・成女学園高等学校)卒業。東宝映画の「百円スター」募集に応募して当選。1938年『牧場物語』でデビューするが、1940年に退社し、わずか1年半で引退する。
芸名は石坂洋次郎の小説『若い人』のヒロイン、江波恵子から付けられた。
死因は結核。
出演作品
- 牧場物語(1938年)
- エノケンのがっちり時代(1939年)
- 沙羅乙女(1939年)
- 裸の教科書(1939年)
- 忠臣蔵(1939年) - 一力仲居おうめ 役
- 江見家の手帖(1939年)
- 東京の女性(1939年)
- 白蘭の歌(1939年) - 康吉の従姉妹 役
- 快速部隊 都会篇 戦線篇(1940年)
- 金語楼のむすめ物語(1940年) - 次女・常子 役