コーリー・ナサニアル・ギアリン(Cory Nathanial Gearrin, 1986年4月14日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガ出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
プロ入りとブレーブス時代
2007年のMLBドラフト3巡目(全体112位)でアトランタ・ブレーブスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級ダンビル・ブレーブスでプロデビュー。18試合に登板して1勝1敗、防御率4.44、37奪三振を記録した。
2008年はA級ローム・ブレーブスとA 級マートルビーチ・ペリカンズでプレーし、2球団合計で36試合に登板して6勝3敗1セーブ、防御率4.11、72奪三振を記録した。
2009年はA 級マートルビーチとAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、2球団合計で47試合に登板して1勝4敗19セーブ、防御率2.30、52奪三振を記録した。
2010年はAAA級グウィネット・ブレーブスでプレーし、52試合に登板して3勝5敗、防御率3.36、66奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、フェニックス・デザートドッグスに所属した。11月19日には40人枠入りした。
2011年はAAA級グウィネットで開幕を迎えたが、4月22日にメジャー初昇格を果たし、25日のサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは18試合に登板して1勝1敗、防御率7.85、25奪三振を記録した。
2012年は22試合に登板して0勝1敗、防御率1.80、20奪三振を記録した。
2013年は37試合に登板して2勝1敗1セーブ、防御率3.77、23奪三振を記録した。
2014年は4月にトミー・ジョン手術を受けたため、シーズンを全休した。オフの11月10日に自由契約となった。
ジャイアンツ時代
2014年11月24日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、2015年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった
2015年は5月より傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツでプレーし、33試合に登板して2勝2敗、防御率2.72、46奪三振を記録した。9月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。この年メジャーでは7試合に登板して防御率4.91、5奪三振を記録した。
2016年は開幕をメジャーで迎えた。7月から8月にかけて右肩痛で故障者リスト入りした期間を除くと全てメジャーで過ごし、56試合に登板して3勝2敗3セーブ、防御率4.28、45奪三振を記録した。
2017年は68試合に登板して4勝3敗、防御率1.99、64奪三振を記録した。
レンジャーズ時代
2018年7月8日に金銭または後日発表選手とのトレードで、オースティン・ジャクソン、ジェイソン・バーと共にテキサス・レンジャーズへ移籍した。
アスレチックス時代
2018年8月31日にアブディエル・メンドーサ、テオドロ・オルテガとのトレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった。
マリナーズ時代
2019年1月10日にシアトル・マリナーズと1年契約を結んだ。
ヤンキース時代
2019年8月23日にウェイバー公示を経てニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。オフの10月31日にFAとなった。
ツインズ時代
2020年2月16日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。8月9日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。8月13日にDFAとなり、16日にマイナー契約となった。10月14日にFAとなった。
投球スタイル
アンダースローとサイドスローの間の角度からシンカーとスライダーを投げ分けてゴロを量産する。
詳細情報
年度別投手成績
年度別守備成績
- 投手守備
- 左翼守備
背番号
- 53(2011年 - 2013年)
- 62(2015年 - 2017年)
- 26(2018年 - 同年7月7日)
- 44(2018年7月9日 - 同年8月30日)
- 61(2018年9月1日 - 同年終了)
- 35(2019年)
- 38(2020年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 G
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Cory Gearrin stats MiLB.com (英語)
- CoryGearrin_62 (@CoryGearrin) - X(旧Twitter)
- Cory Gearrin (@corygearrin) - Instagram