御櫛神社(みくしじんじゃ)は、奈良県生駒郡平群町椹原に鎮座する式内社。旧社格は、村社。

概要

大字椹原(ふしはら)の集落から堂の谷を登りつめると、頂上に近い右側の丘陵上に南面して鎮座する。

延喜式にもみえる古社であるが、創祀や由緒は詳かでない。

但し、立地場所から村の後方の谷沿いの、農業用水を守る神として祀られたという説がある。

祭神は、天児屋根命。

但し、日本惣国風土記には、豊玉比咩、特選神名帳には、玉櫛姫の名が見え、中世に主祭神が変わったとみられる。

向かって右側の境内社は、祭神、天押雲命。

本殿の玉垣外側にある境内社は、神社明細帳に「祭神不詳或云(あるいは)大穴智命」とある。

その左丘陵上の八王子社は、御神体は自然石で、同明細帳では「祭神不詳或云八柱神」とある。

本殿扉前浜床には、この地域では珍しい土製の狛犬がおかれてある。

脚注


御櫛神社(平群郡) かむながらのみち ~天地悠久~

若宮八幡社御櫛型祭礼復活祭 神楽奉納深山流豊饒神楽『神開』 YouTube

神櫛神社の情報・行き方| 御朱印集めに 神社・お寺検索No.1/神社がいいね・お寺がいいね|15万件以上の神社仏閣情報掲載

御碕神社 カリバー旅行記

御櫛神社(平群町椹原2601)奈良の爺々。 YouTube