三類境(さんるいきょう)は、唯識説において認識の対象をその性質によって3種に分けたもの。すなわち、 性境(しょうきょう) - 種子から実際に現れたもの 独影境(どくようきょう) - 見分から仮に現れたもの 帯質境(たいぜつきょう) - 以上両者の中間にあるもの である。