ダイワルージュ(欧字名:Daiwa Rouge、1998年5月4日 - 2010年4月20日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍に2000年の新潟3歳ステークス。
経歴
2000年に美浦トレーニングセンターの上原博之厩舎に所属。北村宏司を鞍上に福島競馬場の新馬戦の芝1200m戦を9馬身差で圧勝。続いて新潟3歳ステークス(現新潟2歳ステークス。この年は新潟競馬場の改修工事の為、中山競馬場の芝1200mで施行)も快勝。暮れの阪神3歳牝馬ステークス(現阪神ジュベナイルフィリーズ)はテイエムオーシャンに2馬身差で敗退したが、2001年のクラシック路線の有力馬に数えられる存在になった。
翌2001年は桜花賞を目指し、前哨戦のアネモネステークスを勝つ。そして本番の桜花賞へと駒を進めるが、圧倒的1番人気に押されたテイエムオーシャンの前に3着と敗退。引き続き優駿牝馬へと駒を進めるが、距離不適正もあって13着と大敗。秋の秋華賞はステップレースを使わず、鞍上も柴田善臣へと乗り代わって仕切り直しの一戦となったが、9着と敗退。続くキャピタルステークスは2着となるが、阪神牝馬ステークスは7着と敗退。以後勝ち星を上げることなく、2003年の4月のレースを最後に引退して繁殖牝馬となった。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.comおよびJBISサーチに基づく。
繁殖牝馬時代
2003年・2004年とダイワテキサスを種付けされるも死産と不受胎で、初仔を出したのは2006年になってからであった。2010年4月20日死亡した。2012年福島記念をダイワファルコンが優勝し、産駒の重賞初制覇。
産駒一覧
血統表
- 全弟に皐月賞、天皇賞(秋)、安田記念、マイルチャンピオンシップ制したダイワメジャー、半妹に桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念を制したダイワスカーレットがいる。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post
- ダイワルージュ - 競走馬のふるさと案内所