1960年ローマオリンピックのバスケットボール競技・男子日本選手団(―だんしにほんせんしゅだん)は、1960年ローマオリンピックバスケットボール競技に出場したバスケットボール男子日本代表である。
日本はメルボルンにつづいて初となる2大会連続出場を決めた。次回大会は自国開催の東京オリンピックとなるため、それへ向けた強化の一環にも位置づけ、当時19歳だった増田貴史を抜擢するなど21歳以下の学生も4人代表入りさせた。
今大会は1次リーグから順位決定戦まですべてラウンドロビン方式が採用されたが、1次・2次ともに全敗となり、13~16位決定戦に回るもプエルトリコにも敗れたため、7戦全敗で16チーム中15位のオリンピック史上ワースト順位で終えた(ブルガリアが2次リーグ以降棄権したため最下位は免れた)。
スタッフ
- 監督:森澤誠一
- コーチ:前田昌保
選手
- 糸山隆司
- 杉山武雄
- 斎藤博
- 今泉健一
- 東海林周太郎
- 鎌田正司
- 金川英雄
- 奈良節雄
- 大島康邦
- 若林薫
- 志賀政司
- 増田貴史
成績
グループA
- 日本 66 - 73 ハンガリー
- 日本 66 - 125 アメリカ合衆国
- 日本 92 - 100 イタリア
プールD
- 日本 63 - 101 フランス
- 日本 57 - 76 メキシコ
- 日本 64 - 66 スペイン
13~16位決定戦
- 日本 73 - 93 プエルトリコ
ブルガリアは棄権。
最終順位
関連項目
- バスケットボール男子日本代表
- 1964年東京オリンピックのバスケットボール競技・男子日本選手団
- 1972年ミュンヘンオリンピックのバスケットボール競技・男子日本選手団
- 1976年モントリオールオリンピックのバスケットボール競技・男子日本選手団
- 1960年ローマオリンピックのバスケットボール競技
- 1960年ローマオリンピックの日本選手団