荒川沖宿(あらかわおきしゅく)は、水戸街道の、千住宿から9つ目の宿場町。

概要

現在の茨城県土浦市荒川沖西にあたる。宿場町は南北に数百メートルの範囲で広がっていた。

小さな宿場町で、本陣は置かれていなかった。宿場町としての役務は隣の牛久宿と分担して行っており、荒川沖宿のみで完結したものではなかったという。正規の宿場町ではあったものの、継ぎの宿という位置づけであったとされる。

周辺

  • 八幡神社 - 八幡神社系列の神社。宿場町の南端はずれにある。
  • 荒川沖天満宮 - 天満宮系列の神社。
  • 鶴町醤油 - 醸造業者。
  • 茅葺の商店建築 - 2007年12月現在、旧道筋に2棟の大きな茅葺の民家が現役建築物として残されている。ひとつは元旅籠の「佐野屋」であり、もうひとつは商店として使われている「鶴町たばこ店」である。

隣の宿

牛久宿 - 荒川沖宿 - 中村宿

  • 牛久宿 - 荒川沖宿は二里(約8キロ)。
    途中土浦市・牛久市境に荒川沖・中根の一里塚がある。
  • 荒川沖宿 - 中村宿は一里(約4キロ)。

歴史

  • 朝日村 (茨城県)

水戸街道荒川沖宿

現在の荒川沖宿通り

荒川沖(旧沖宿跡)今も旧家がかなり残っています。 古今東西舎

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荒川沖店|(株)ジョイフル本田 リフォーム事業部