ふれあいの森(ふれあいのもり)は、愛知県小牧市の白山一帯に設けられた生活環境保全林である。
概要
1992年(平成4年)から1993年(平成5年)にかけて、愛知県によって整備された。東西約400m、南北約500m、標高約88m~223.5m、
面積は約23haある。全部で5つのゾーンに分けられており、登山道や休憩所、展望台などが整備されている。
様々な木々や植物が生息または植えられているが、中でも南部にはコモウセンゴケの群落がある。
なお2000年(平成12年)9月の東海豪雨により一部で土砂崩れが起こったため、森は一時立ち入り禁止となっていた。しかし現在は修復工事が終わり、入れるようになっている。
歴史
- 1984年(昭和59年)6月1日 - 市民四季の道が開通。
- 1992年(平成4年) - 1993年(平成5年) - 愛知県による整備が行なわれる。
- 1995年(平成7年)10月26日 - 「ふれあいの森」がオープン。
- 2000年(平成12年)9月 - 東海豪雨により土砂崩れ。施設内が立ち入り禁止になったが、2011年1月2日現在遊歩道は全面修復されている。
施設
所在地
- 愛知県小牧市大字野口地内
区分
- 紅葉の森
- 早春の森
- 野鳥の森
- コモウセンゴケ群落保護区
- 湖畔の森 - 「北新池」と言うため池を中心とした地区。トンボの保護区として小牧トンボ王国が整備されている他、古墳時代の古墳である北新池古墳がある。
交通手段
- こまき巡回バスの「温水プール前」停留所下車、徒歩で約5分。
- 駐車場 - 環境センターの東には、利用者用の駐車場が整備されている。
脚注
関連書籍
- 『新・こんなに楽しい愛知の130山』 あつた勤労者山岳会(編)、風媒社、2003年、ISBN 4-833-10107-6、pp16-17
外部リンク
- ふれあいの森(小牧市役所)
- 散策コースの小牧トンボ王国(小牧市観光協会)