『リベンジ・マッチ』(原題: Grudge Match)は、ピーター・シーガル監督によるスポーツ・コメディ映画である。
本作において、ロバート・デ・ニーロとシルヴェスター・スタローンは最後の勝負のためにリングに上がる老齢のボクサーを演じている。『コップランド』以来の共演となる。なお、2人はボクシング映画の名作で主演を務めたことがある。
あらすじ
引退したボクサーであるヘンリー・シャープとビリー・マクドネンとの間には30年来の遺恨があった。それは2人が戦うタイトルマッチの前夜にヘンリーが引退してしまったことである。そして今、2人は再戦の機会を得て、遺恨を晴らそうとするが...。
キャスト
※括弧内は日本語吹き替え
- ビリー・“ザ・キッド”・マクドネン - ロバート・デ・ニーロ(菅生隆之)
- ヘンリー・“レーザー”・シャープ - シルヴェスター・スタローン(ささきいさお)
- ダンテ・スレート・Jr. - ケヴィン・ハート(伊藤健太郎)
- ルイス・“稲妻”・コンロン - アラン・アーキン(坂口芳貞)
- サリー・ローズ - キム・ベイシンガー(高島雅羅)
- B.J. - ジョン・バーンサル(土田大)
製作
本作の撮影は2012年後半にルイジアナ州ニューオーリンズで始まり、2013年3月に終了した。また、いくつかのシーンはピッツバーグ・メトロポリタン・エリアで撮影された。
公開
本作は2014年1月10日に全米公開を予定していたが、2013年12月25日に前倒しされた。2013年9月12日に予告編が公開された。
評価
本作には否定的な意見が寄せられた。映画批評サイトのRotten Tomatoesには69件のレビューがあり、批評家支持率は20%、平均点は10点満点中4.4点となっている。
また、Metacriticには、27件のレビューがあり、平均点は100点満点中37点となっている。
第34回ゴールデンラズベリー賞において、シルヴェスター・スタローンが本作と『大脱出』、『バレット』の3作の演技によって最低主演男優賞にノミネートされたが、『アフター・アース』の主演俳優ジェイデン・スミスに敗れた。
参考文献
外部リンク
- 公式ウェブサイト(英語)
- 公式ウェブサイト(日本語)
- リベンジ・マッチ - allcinema
- リベンジ・マッチ - KINENOTE
- Grudge Match - IMDb(英語)
- リベンジ・マッチ - Box Office Mojo(英語)
- リベンジ・マッチ - YouTubeプレイリスト