手塚賞(てづかしょう)は、日本の漫画賞。集英社が主催する少年向けストーリー漫画の新人募集企画。
概要
週刊少年ジャンプと月刊少年ジャンプ→ジャンプスクエア(いずれも集英社)による共同開催。
1971年(昭和46年)の上半期から始まり、年に2回行われている。第1回から第7回まではギャグ漫画も対象になっていたが、第8回からは赤塚賞の設立でストーリー漫画のみになった。
更に1978年頃から、牛次郎の提案で漫画原作の新人賞として、梶原一騎を審査委員長とする「梶原賞」も設けられたが、寺島優など数人のデビューに留まり、1983年、梶原が傷害事件で逮捕されたことから廃止している。漫画原作者の賞は後にストキン炎のネーム部門として募集を始めた。
審査委員長
- 手塚治虫(第1回 - 第36回)
- 赤塚不二夫(第37回 - 第75回) - 2000年以降は意識不明の状態が続いたまま、2008年に死去したことから、晩年は形式的なものであった。
主な審査員
- 1980年代:阿久悠、阿部進、高橋三千綱、ちばてつや、筒井康隆、馬場のぼる、武論尊、松本零士、本宮ひろ志、弓月光、週刊少年ジャンプ編集長、月刊少年ジャンプ編集長、週刊少年ジャンプ副編集長、他
- 2010年代:浅田弘幸、井上雄彦、尾田栄一郎、岸本斉史、高橋和希、鳥山明、森田まさのり、和月伸宏、手塚プロダクション、週刊少年ジャンプ編集長、ジャンプスクエア編集長、週刊少年ジャンプ副編集長、他
- 2023年現在:芥見下々、尾田栄一郎、加藤和恵、堀越耕平、和月伸宏、手塚プロダクション、週刊少年ジャンプ編集長、ジャンプスクエア編集長、週刊少年ジャンプ副編集長、他
手塚賞の賞
入選・準入選・佳作の3つの賞があり、それぞれ受賞者には下記の賞金・賞品が贈られる。
※2018年現在
歴代受賞者
脚注
注釈
出典
関連項目
- 週刊少年ジャンプの新人漫画賞