塩崎村(しおざきむら)は長野県更級郡にあった村。現在の長野市篠ノ井にあたる。
本項では現在の長野市篠ノ井支所の塩崎地区についても記述する。
地域内の人口および世帯数は、2,120世帯 5,239人(令和5年3月1日現在)。
「塩崎」の地名の由来は諸説あり、はっきりしていない。その地名の初見は1400年(応永7年)大塔合戦のときである。小笠原長秀が逃げ込んだのが塩崎城であった。
地理
- 山:篠山
- 河川:千曲川
歴史
- 1584年(天正12年) - 上杉景勝が塩崎郷を塩崎村とした。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、近世以来の塩崎村が単独で自治体を形成。
- 1959年(昭和34年)5月1日 - 篠ノ井町と合併して篠ノ井市が発足。同日塩崎村廃止。
交通
鉄道路線
- 日本国有鉄道
- 篠ノ井線
- 稲荷山駅
- 篠ノ井線
村域を日本国有鉄道信越本線(現・しなの鉄道線)も通過したが、駅は所在しなかった。
道路
現在は旧村域を長野自動車道が通過するが、当時は未開通。
施設
- 長野市立塩崎小学校
- JAグリーン長野 塩崎支所
- 篠ノ井交流センター塩崎分館
- 塩崎排水機場
- 長野市消防局 篠ノ井消防署塩崎分署
- 長谷寺 (長野市)
- 長谷神社
- 康楽寺
- 塩崎城跡
- 赤沢城跡(塩崎新城)
- 塩崎陣屋跡
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 20 長野県
関連項目
- 長野県の廃止市町村一覧