ジョシュア・ジェームズ・ギディー(Joshua James Giddey, 2002年10月10日 - )は、オーストラリアのビクトリア州メルボルン出身のプロバスケットボール選手。NBAのシカゴ・ブルズに所属している。ポジションはポイントガード。
経歴
NBL
オーストラリアにあるNBAの国際アカデミーでトレーニングを積み、2020年3月12日にアリゾナ大学などのNCAAの強豪チームからのオファーを断って、NBLのアデレード・36ersと契約した。
2021年4月26日のニュージーランド・ブレイカーズ戦で12得点、10リバウンド、10アシストを記録し、NBL史上最年少でトリプル・ダブルを達成した。続く5月1日のブリスベン・バレッツ戦でも15得点、11リバウンド、13アシストを記録し、NBL史上初となる2試合連続のトリプル・ダブルを達成した。NBLで28試合に出場して平均10.9得点、7.3リバウンド、7.6アシストの成績を記録し、新人王とアシスト王を受賞した。
その後、2021年のNBAドラフトにエントリーした。
オクラホマシティ・サンダー
迎えた2021年のNBAドラフトではオクラホマシティ・サンダーに全体6位で指名され、NBAアカデミー卒業生初のドラフト指名選手となった。
2021-22シーズン、2021年12月26日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦では、無得点ながら10リバウンド、10アシストを記録し、試合も117-112で勝利。リーグ史上50年ぶり2人目となる『無得点でのダブル・ダブル』を達成。更に2022年1月2日のダラス・マーベリックス戦にて、前年のラメロ・ボールを抜きNBA史上最年少でトリプル・ダブルを達成した。
2022-23シーズン、2023年1月10日のマイアミ・ヒート戦でNBA通算1000得点・700リバウンド・500アシストに到達。キャリア最初の100試合以内でこの記録に到達したのはルカ・ドンチッチ、ベン・シモンズ、グラント・ヒルに次ぐNBA史上4人目の快挙だった。
シカゴ・ブルズ
2024年6月21日にアレックス・カルーソとのトレードで、シカゴ・ブルズへ移籍した。
代表歴
2019年にFIBA U17オセアニア選手権のオーストラリア代表に選出された。同大会ではニュージーランドとの決勝で25得点を記録して勝利し、優勝した。
2020年2月に開催されたアジアカップ予選にて、初めてトップチームに選出された。
2021年の東京オリンピックは最終選考で落選し、代表入りを逃した。
2023年のFIBAバスケットボール・ワールドカップのオーストラリア代表に選出された。
個人成績
NBA
レギュラーシーズン
プレーオフ
脚注
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、ESPN、Eurobasket、RealGM
- NBL profile
- ジョシュ・ギディー (@joshgiddey) - Instagram