襄公(じょうこう)は、魯の第23代君主。名は午。成公の子。
生涯
成公18年(紀元前573年)、成公が薨去すると、3歳の姫午が君主の位についた。これが魯の襄公である。襄公は季孫行父を丞相として、魯国の安定をはかった。襄公5年(紀元前568年)、大臣の季孫行父が死去したとき、季孫行父は薄葬をもって葬儀を進めるよう遺言しており、襄公はこれに感動して季孫行父を廉吏とたたえ、季孫行父の諡号を「文」(季文子)とした。
襄公21年(紀元前552年)、襄公は自ら晋の平公のもとに朝拝した。襄公31年(紀元前542年)6月、薨去。太子の姫野が即位した。
家族
父
- 成公姫黒肱
母
- 定姒
妻
- 敬帰
- 斉帰
子
- 姫野
- 昭公姫稠
- 定公姫宋
脚注