オサワ信号場(オサワしんごうじょう)は、北海道勇払郡むかわ町穂別長和(ほべつおさわ)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線の信号場である。電報略号はワオ。事務管理コードは▲132141。
歴史
1966年(昭和41年)に紅葉山線(現在の石勝線新夕張駅 - 占冠駅間)の建設が認可された際に、長和(おさわ)の名称で旅客も扱う停車場として設置が計画されていた。しかし、建設中に進行した沿線の過疎化、自治体との協議を受けて、信号場として開業となった経緯を持つ。
年表
- 1981年(昭和56年)10月1日:日本国有鉄道石勝線の開業にともない使用開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1995年(平成7年)度:石勝線・根室線高速化工事に伴い同年度に構内改良。
構造
南千歳方から新得方に向かって左手から下り本線、上り本線の2線を有する単線行き違い型信号場。このほかそれぞれの進行方向に安全側線を設け、両方の分岐器をスノーシェルターで覆っている。
周辺
穂別ダムの上流に位置し、深い山の中である。
- 道東自動車道むかわ穂別インターチェンジ
隣の施設
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■石勝線
- 新夕張駅 (K20) - (楓信号場) - (オサワ信号場) - (東オサワ信号場) - (清風山信号場) - *
(鬼峠信号場)- 占冠駅 (K21)
- 新夕張駅 (K20) - (楓信号場) - (オサワ信号場) - (東オサワ信号場) - (清風山信号場) - *
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打消線は廃止信号場
脚注
関連項目
- 日本の信号場一覧