谷 衛利(たに もりとし)は、江戸時代前期の武士。丹波国山家藩の世嗣。
略歴
慶長19年(1614年)、丹波国山家藩第2代藩主・谷衛政の長男として誕生。
父の衛政の嫡子となるが家督を相続することなく、承応元年(1652年)に39歳で死去。代わって、長男の衛広が衛政の嫡子となった。
父の衛政は兄の衛成が早世したため家督を継いだ経緯がある。衛政は、兄の衛成の娘を家督予定の衛利の正室としている。
系譜
- 父:谷衛政(1598年 - 1663年)
- 母:山口氏
- 正室:谷衛成の娘
- 長男:谷衛広(1644年 - 1690年)
- 生母不明の子女
- 次男:高城貞胤(旗本高城胤重養子)
- 女子:油小路隆貞室(大納言)
- 女子:谷衛将室(谷衛友の子の衛冬の子。旗本)