白鬚神社(しらひげじんじゃ)は、岐阜県大垣市墨俣町墨俣にある神社。
美濃国安八郡式内社の荒方神社(荒方明神)の論社の一つである。もう一つの論社は八幡神社。
元々の位置は現在の犀川河川敷であり、本巣郡と安八郡の境に存在したという。
概況
- 墨俣城の北に位置し、境内は一夜城址公園の一部となっている。
- 境内社として豊国神社がある。これは墨俣城の模擬天守閣(大垣市墨俣歴史資料館)が築かれたさい、大阪城公園の豊國神社から分祀したものである。なお、大阪の豊國神社の祭神は豊臣秀吉、豊臣秀頼、豊臣秀長であるが、豊国神社に分祀された祭神は豊臣秀吉のみである。
祭神
- 猿田彦大神
沿革
- 創建時期は不明。江戸時代の寛文年間、天和年間の書物に「白髭大明神」「白髭神社」に記述がある。
- 明治7年(1874年):白鬚社に改称する。
- 明治12年(1879年):村社になる。
- 明治13年(1880年):白鬚神社に改称する。
- 昭和13年(1938年):犀川の改修工事のため、現在地に移転する。
- 平成4年(1992年):境内社として豊国神社が建立される。
交通機関
- 名阪近鉄バス岐垣線「墨俣」バス停より徒歩15分
- 大垣駅前バスのりば(大垣駅南)2番のりば「岐阜聖徳学園大学」「岐阜流通センター南口」行き
- 岐阜バスおぶさ墨俣線「墨俣」バス停より徒歩15分
- JR岐阜駅バスターミナル(岐阜駅北)6番のりば「W65 墨俣」行き
- 名鉄岐阜のりば(名鉄岐阜駅西)1番のりば「W65 墨俣」行き