宮城県田尻高等学校(みやぎけんたじりこうとうがっこう)とは、宮城県大崎市田尻にあった公立高等学校。2008年度(平成20年度)より昼夜間開講型の単位制高校「宮城県田尻さくら高等学校」に改編され、2009年度(平成21年度)末で田尻高校としての歴史に幕を閉じた。
概要
- 設置学科 全日制課程
- 普通科
- 商業科
校是は「誠実 規律 勤労」。
田尻さくら高校と併存した2年間、文化祭など学校活動は一緒に行なっていた。野球部等は合同チーム「田尻・田尻さくら」を組み出場していた。
進路
- 就職が約80%、進学約20%。
- 進学のほとんどが専門学校であり、4大や短大への進学は稀である。
沿革
- 1952年(昭和27年)
- 4月1日 - 定時制の宮城県田尻高等学校として、田尻中学校の校舎を間借りして開校。
- 4月12日 - 開校式を挙行。
- 1954年(昭和29年)5月3日 - 宮城県小牛田農林高等学校沼部分校・大貫分校を統合。
- 1957年(昭和32年)
- 3月10日 - 校旗・校歌披露式を挙行。
- 4月16日 - 新校舎へ移転。
- 7月17日 - 校舎落成式を挙行。
- 1963年(昭和38年)
- 4月1日 - 全日制に変更。
- 6月14日 - 教室棟を落成。
- 1965年(昭和40年)7月1日 - 設置者を宮城県へ移管。
- 1967年(昭和42年)9月1日 - 運動部室を落成。
- 1969年(昭和44年)6月1日 - プールを落成。
- 1970年(昭和45年)3月25日 - 商業科特別教室を落成。
- 1971年(昭和46年)5月 - テニスコートを設置。
- 1974年(昭和49年)3月10日 - 柔剣道場を落成。
- 1981年(昭和56年)8月20日 - 管理棟を落成。
- 1984年(昭和59年)9月5日 - 体育館落成記念式典を挙行。
- 1989年(平成元年)4月 - 新制服を制定。
- 2002年(平成14年)11月21日 - 雁翔会館(合宿所)を落成。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 生徒募集を停止(同一校舎に宮城県田尻さくら高等学校が開校)。
- 2010年(平成22年)
- 3月1日 - 最後の卒業式と閉校式を挙行。
- 3月31日 - 閉校。
アクセス
鉄道
- 田尻駅(JR東日本・東北本線)より徒歩で約5分
脚注
出典
関連項目
- 宮城県高等学校一覧
- 日本の商業に関する学科設置高等学校一覧
- 宮城県高等学校の廃校一覧
外部リンク
- 宮城県田尻高等学校(Wayback Machine・2010年3月27日アーカイブ分)