第58回全日本吹奏楽コンクールは、2010年に開かれた「全日本吹奏楽コンクール」の第58回大会である。この記事では、大会の概要と詳細、結果について記す。

概要

  • 開催会場 愛媛県県民文化会館 ひめぎんホール、普門館
  • 開催県(所属支部) 愛媛県県民文化会館:愛媛県(四国支部)、普門館:東京都(東京支部)
  • 開催日 2010年10月23日(土)(大学)、24日(日)(職場・一般)、30日(土)(中学校)、31日(日)(高等学校)
  • 開催部門 中学、高等学校(普門館) 大学、職場・一般(愛媛県県民文化会館)
  • 表賞 グループ表彰(●金賞・●銀賞・●銅賞)
  • 課題曲
    • I 迷走するサラバンド(広瀬正憲)
    • II オーディナリー・マーチ(高橋宏樹)
    • III 吹奏楽のための民謡「うちなーのてぃだ」(長野雄行)
    • IV 汐風のマーチ(田嶋勉)
    • V 吹奏楽のためのスケルツォ 第2番 ≪夏≫(鹿野草平)

詳細

2010年に開催された全日本吹奏楽コンクールの第58回大会。この年は96団体が参加した。その内、初出場は16団体(中:7、高:4、大:1、職・一:4)、3出達成は18団体(中:4、高:9、大:2、職・一:3)、3出休明けが11団体(中:3、高:1、大:4、職・一:3)だった。また、3出で出られなかったのは17団体(中:5、高:6、大:2、職・一:4)だった。

初出場は「伊勢崎市立赤堀中学校」(銅賞)、「仙台市立向陽台中学校」(銀賞)、「豊中市立第十一中学校」(銀賞)、「須坂市立相森中学校」(銀賞)、「宮崎市立生目中学校」(銅賞)、「金沢市立額中学校」(銀賞)、「水戸市立第四中学校」(金賞)、「江の川学園石見智翠館高等学校」(銅賞)、「八代白百合学園高等学校」(銅賞)、「前橋市立前橋高等学校」(銅賞)、「山形県立山形中央高等学校」(銅賞)、「福島大学吹奏楽団」(銅賞)、「デアクライス・ブラスオルケスター」(銀賞)、「古河シティウインドオーケストラ」(銀賞)、「藤原大征とゆかいな音楽仲間たち」(銅賞)、「創価学会北海道吹奏楽団」(銀賞)の16団体である。

3出達成は「宇美町立宇美東中学校」(銀賞)、「松山市立南中学校」(銅賞)、「徳島市立国府中学校」(銅賞)、「相馬市立向陽中学校」(銅賞)、「富山県立高岡商業高等学校」(銅賞)、「柏市立柏高等学校」(金賞)、「秋田県立秋田南高等学校」(銀賞)、「春日部共栄高等学校」(金賞)、「安城学園高等学校」(銅賞)、「東海大学付属第四高等学校」(銀賞)「天理高等学校」(銀賞)、「習志野市立習志野高等学校」(銀賞)、「原田学園鹿児島情報高等学校」(金賞)、「文教大学吹奏楽部」(金賞)、「駒澤大学吹奏楽部」(金賞)、「NTT西日本中国吹奏楽クラブ」(銀賞)、「名取交響吹奏楽団」(銀賞)、「ブリヂストン吹奏楽団久留米」(金賞)の18団体である。

3出休明けは「生駒市立生駒中学校」(銀賞)、「出雲市立第一中学校」(金賞)、「柏市立酒井根中学校」(金賞)、「明浄学院高等学校」(銀賞)、「札幌大学吹奏楽団」(銀賞)、「福岡工業大学吹奏楽団」(銀賞)、「龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部」(金賞)、「金沢大学吹奏楽団」(銅賞)、「ヤマハ吹奏楽団浜松」(金賞)、「ウインドアンサンブル ドゥ・ノール」(銅賞)、「大津シンフォニックバンド」(銅賞)の11団体である。

3出で出られなかったのは「秋田市立山王中学校」、「湯沢市立湯沢南中学校」、「松戸市立和名ヶ谷中学校」、「習志野市立第五中学校」、「小平市立小平第三中学校」、「福島県立湯本高等学校」、「横浜創英中学・高等学校」、「埼玉県立伊奈学園総合高等学校」、「精華女子高等学校」、「光ヶ丘女子高等学校」、「大阪府立淀川工科高等学校」、「東北福祉大学吹奏楽部」、「近畿大学吹奏楽部」、「秋田吹奏楽団」、「相模原市民吹奏楽団」、「尼崎市吹奏楽団」、「鏡野吹奏楽団」の17団体である。

「札幌市立白石中学校」は8年ぶり2回目の出場で初の金賞を受賞、「水戸市立第四中学校」は初出場にて金賞を受賞、「原田学園鹿児島情報高等学校」は3年連続3回目の出場で初の金賞を受賞、「大津シンフォニックバンド」は11回目の出場で初の銅賞を獲得した。また、東海大学付属高輪台高等学校は「出れば金賞」の記録を6に、創価グロリア吹奏楽団も「出れば金賞」の記録を7に伸ばした。

この年は職場・一般の部で全26団体中金賞が5個しか出なかったことに非難の声が挙がっている。各ホームページや吹奏楽雑誌「バンドジャーナル」でも取り上げられ問題視されている。原因として以下の要因が挙げられる。

  • 銀賞1位が複数団体あった。
  • 金賞団体と銀賞団体の得点差が大きかった。

銀賞1位団体は前半に4団体、後半に2団体と特に前半でかなり多かった。従って、金賞を与えてしまうと、金:銀:銅のバランスが崩れてしまうため(金3:銀4:銅3)必然的に銀賞を与えなければならなかった。また、後者の方は前半で見られた。従って、以前から前後半統一して審査を行うように声が挙がっているが実現されていない。

また、この年は日本テレビの1億人の大質問!?笑ってコラえて!で「日本列島 吹奏楽の旅 2010」が組まれ、全日本吹奏楽コンクールに対する注目を集めた。

結果

中学の部

高校の部

大学の部

職場・一般の部


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