GDP-グルコシダーゼ(GDP-glucosidase、EC 3.2.1.42)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。

GDP-グルコース 水 {\displaystyle \rightleftharpoons } D-グルコース GDP

従って、この酵素の基質はGDP-グルコースと水の2つ、生成物はD-グルコースとGDPの2つである。

この酵素は加水分解酵素、特にO-及びS-グリコシル化合物を分解するグリコシダーゼに分類される。系統名は、GDP-グルコース グルコヒドロラーゼ(GDP-glucose glucohydrolase)である。グアノシンジホスホグルコシダーゼ(guanosine diphosphoglucosidase)等とも呼ばれる。

出典

  • Sonnino S, Carminatti H, Cabib E (1966). “Guanosine diphosphate D-glucose glucohydrolase”. Arch. Biochem. Biophys. 116 (1): 26–33. doi:10.1016/0003-9861(66)90007-5. PMID 5963308. 

Βグルコシダーゼ Betaglucosidase JapaneseClass.jp

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