坂川 栄治(さかがわ えいじ、1952年 - 2020年8月2日)は、日本のアート・ディレクター、装丁家、文章家、写真家である。娘の坂川朱音も装丁家。
経歴
北海道天塩郡遠別町出身。北海道綜合美術専門学校(現北海道芸術デザイン専門学校)卒業。 1985年 - 1989年、雑誌『SWITCH』にて、アート・ディレクターを務める。 1987年、坂川事務所を設立。書籍の装丁だけではなく、広告・PR誌・CD・映画・空間デザインのディレクションをするなど幅広く活動する。 1992年、講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。 代表作に、吉本ばなな『TUGUMI』(中央公論新社)。ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』(NHK出版)がある。これまでに手がけた装丁本は6000作品を超える。
2020年8月2日、心筋梗塞のため死去。68歳没。
著書
- 『写真生活』(晶文社)
- 『遠別少年』(光文社文庫)
- 『「光の家具」照明』(TOTO文庫)
- 『捨てられない手紙の書き方』(ビジネス社)