スウィープフィート(2021年4月5日 - )は日本の競走馬。2024年のチューリップ賞の勝ち馬である。
馬名意味は「sweep off feet(心奪われる)より。母系より連想」。
経歴
2022年8月、北海道サマーセール1歳市場にて、YGGホースクラブに税込み385万円で落札された。
2023年8月13日、小倉競馬場第6レースの2歳新馬戦(芝1200m)で、鞍上永島まなみにてデビューし、3着。10月8日、京都競馬場の2歳未勝利戦(芝1600m)で初勝利を収めた。鞍上共々GI初挑戦となった12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズはスタートで出遅れ、徐々に進出して直線外から追い上げたが、7着に敗れる。
3歳シーズンは2月3日のエルフィンステークスより始動。直線内を伸びて一旦は先頭に立ったが、ライトバックにクビ差差し切られ、2着に惜敗した。次走は3月2日に阪神競馬場で行われたチューリップ賞に出走。鞍上は武豊に乗り替わり、レース前は5番人気に支持された。後方3番手の追走から、直線では大外に持ち出して一気に各馬を差し切り、重賞初制覇を飾った。なお、2着には9番人気セキトバイースト、3着には15番人気ハワイアンティアレが入り、3連単は169万3290円をつける大波乱の決着となった。
2025年、愛知杯に出走し、鞍上は永島まなみに復帰予定である。
エピソード
- 誕生直後、スタッフがかけつけるより前に母の馬房から抜け出し、雪の降る屋外で堂々と立っているところを発見された。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
- 競走成績は2025年3月23日現在
血統表
- 祖母スイープトウショウは2005年宝塚記念などGI3勝。その半弟に2021年サウジダービー勝ち馬のピンクカメハメハがいる。
- 4代母サマンサトウショウは1990年エプソムカップ勝ち馬。
- そのほかの近親にトウショウバルカン(1991年新潟大賞典)、トウショウドラフタ(2016年ファルコンステークス)など。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ