Oracle TimesTenとは基幹DB (Oracle) を利用したシステム付加することができるインメモリのデータベース(Oracle10gから完全サポート)。

特徴

  • データ構造は、既存のRDBと同じ。メモリへのアクセスを最適化したインデックス方式。
  • 速度はRDBMSに比べて10倍程度。
  • Oracleに買収されてからはCPUライセンスもしくは同時利用ユーザライセンスになっている。

アプリケーションインタフェース

  • SQL-92準拠
  • ODBC、JDBC、JMS API for Data publish等

特性

  • データの更新に伴うデータ・数値・計算値等の変化を任意の定義にもとづく設定により、別アプリケーションに通知。
  • アプリケーションからのリクエストに応じて、Oracle Database 10gのレコードをTimesTen上のデータストアにロードする「動的データローディング」。
  • 使用頻度が低いキャッシュデータを自動的に削除する「自動データエージング」。
  • インメモリのため、株価ボードのように一度の更新されたデータを、大多数ユーザーが見るような処理に向いているデータベースである。

歴史

  • 2005年6月、インメモリDBのトップベンダーだった米タイムズテンを買収。買収直後はデータ容量単位でライセンスを販売されていたが、現在はCPUもしくは同時接続数ライセンスと他のOracle製品と同じ販売方法となっている。
  • Oracle Databaseラインアップへの統合されておりバージョンがあがるにつれて、Oracle Databaseとの親和性が向上している。
  • Oracle以外のSybaseやDB2などのデータベースにも対応しているが、データの同期などを考えるとOracleが使われていることがほとんどである。

脚注


Overview for the Oracle TimesTen InMemory Database

Oracle TimesTen InMemory Database Express Edition

Oracledbacr, por simple pasiónCopyleft Miembro Comunidad

Oracledbacr, por simple pasiónCopyleft Miembro Comunidad

Oracle TimesTen InMemory Database for