背戸峨廊(せどがろう)は福島県いわき市を流れる夏井川支流の江田川下流にある渓谷。広義では夏井川渓谷に含まれるが、その中で一際見事な景観を擁することから郷土出身の詩人、草野心平が命名した。背戸とは隠れた場所、峨廊は美しい岩壁を意味する。夏井川渓谷県立自然公園に属する。

規模は決して大きくはないが、その中に幾つもの沢や淵、瀑布が連続する。トッカケの滝は遊歩道を歩いていると最初に巡り合わせる景勝で、トッカケとは最初という意味である。その他、釜ヶ淵、片鞍滝、黄金とろかし、黒鍋淵、竜の寝床など個性的な名称が付けられており、これらも全て草野心平が名付けたものであるといわれている。

関連項目

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背戸峨廊 Setogaro 福島県いわき市の奥地。水が奇麗。地名は詩人草野心平によるもの。 GENTOO PENGUIN. Flickr

見返りの滝(背戸峨廊)

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福島県 背戸峨廊 トッカケの滝の写真素材 [FYI04863122] ストックフォトのamanaimages PLUS

背戸峨廊 トッカケの滝 2020.5.31 083 YouTube