邦茂王(くにしげおう)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての皇族。
概要
三好氏や細川氏らによる戦乱を避けて、祖父・安藤宗実の領地であった丹波国桑田郡小口村に逃れた。
著作に『千年山八境記』がある。
永禄13年(1570年)4月11日に41歳で死去した。
親族
父は伏見宮第7代当主の邦輔親王。母は安藤宗実の女。後に母方の姓を称し安藤惟実と名乗った。孫娘の安藤定子は、伏見宮第10代当主の貞清親王との間に伏見宮第13代当主の貞致親王を産んだ。
系譜
- 父:伏見宮邦輔親王
- 母:安藤宗実女
- 妻:不詳
- 生母不明の子女
- 男子:安藤定実
- 男子:安藤定元
- 孫:安藤定子
- 外曾孫:貞致親王(伏見宮第13代当主)
- 孫:安藤定子
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 『邦茂王』 - コトバンク