實性寺(じっしょうじ)は、東京都足立区にある浄土宗の寺院。
概要
1489年(延徳元年)、後北条氏の家臣の斉田頼康の開基である。寺名は頼康の戒名「實性院殿雲山暁空大居士」が由来である。
江戸幕府2代将軍徳川秀忠、3代将軍徳川家光が訪れており、寺紋に「三つ葉葵」を用いることが認められた寺である。
当寺では表千家流の茶の湯教場を兼ねており、本格の茶道を学ぶことができる。専用の茶室も何室か設けられている。
墓所
- 金杉清三郎(和算家)
- 金杉清好(和算家)
- 遠山由造(日本のクリーニング業の祖)
交通アクセス
- 東武伊勢崎線谷塚駅より徒歩24分(経路案内)。
- 東武伊勢崎線竹ノ塚駅より徒歩30分。
脚注
参考文献
- 足立史談会 編『足立区史跡散歩 (東京史跡ガイド21)』学生社、1992年
- 「花又村 實性寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ137足立郡ノ3、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763997/65。
関連項目
外部リンク
- 實性寺 東京都足立区花畑にある、徳川秀忠公ゆかりの浄土宗寺院です。