ゴルシフテ・ファラハニ(Golshifteh Farahani, ペルシア語: گلشیفته فراهانی, 1983年7月10日 - )は、イラン・イスラム共和国の女優。
来歴
イラン革命から4年余り経た1983年7月10日、イラン・イスラム共和国の首都テヘランにて誕生した。父親は俳優かつ演出家、母親はアーティストであった。11歳年上の女優の姉がいる。彼女は主にテヘランの街で育った。幼小期よりピアノと歌唱を習い、12歳の頃、テヘランにある音楽学校に入学した。14歳のとき、『Derakht e Golabie』に主演し映画デビューを果たし、この演技により第16回ファジル国際映画祭でクリスタル・シムルグ最優秀女優賞を受賞した。
2004年、彼女はフランスの西部にある都市ナントで開催された第26回ナント三大陸映画祭において、イラン映画『Boutique』で最優秀女優賞を受賞した。2006年、バフマン・ゴバディ監督の作品『半月〜ハーフムーン〜』に主演した。2008年、アメリカ映画『ワールド・オブ・ライズ』にアイシャ役で出演し、ヒロインとしてレオナルド・ディカプリオと共演した。
2009年、アスガル・ファルハーディー監督の作品であるイラン映画『彼女が消えた浜辺』にセピデー役で主演した。
2012年には『Syngué Sabour, Pierre de Patience』で主演を演じた。この作品を演じるに当たり、「理由もなく、2時間も3時間も毎晩泣いた」という同作品はイランに対するタブーに挑戦した作品であり、彼女の反乱だと報じられている。
彼女は、ピアニストでもありいくつかの都市でコンサートを開いた。現在、パリ在住である。
主な出演作品
映画
テレビ
参考文献
外部リンク
- ゴルシフテ・ファラハニ (@golfarahani) - Instagram(英語)
- ゴルシフテ・ファラハニ - IMDb(英語)